『あなたがた信仰する者たちよ、アッラーを畏れ、(言行の)誠実な者と一緒にいなさい』

(クルアーン第9章119節)




 ナフジュル・バラーガ Nafj Al−Balagahah
   ---イマーム・アリー・イブン・アブー・ターリブの説教、書簡、格言集 ---




説教125 

アミール・アル=ムウミニーンが(ムスリム公庫の)平等な分配を示して
悪く言われたときの言葉



わたしの許に置かれた人びとを抑圧することで支持されるべきだとあなた方はわたしに命じるのか? アッラーにかけて、世界が存在する限り、空で一つの星が別の星を率いる限り、 わたしはそんなことはしない。わたしの財産だったとしても、彼らの間に平等に分配したであろう。
ならば、それがアッラーの財産であれば、どうしてそうしないことがあろうか。
警告する。誠に、権利のないところへ富を与えるのは浪費であり無駄である。
現世ではそうする者が高められるが、来世では低くされる。
民衆の前では称賛されるが、アッラーとの名誉は汚される。
自分の財産を権利がない者もしくは値しない者に与えるなら、アッラーは彼らの感謝を取り上げ、彼らの愛も他の人たちのものになさる。そのとき、悪い日々に陥って彼らの助けを必要とするとき、彼らは最悪の戦友であり恥ずべき友であることを証明するであろう。




00889.gif(1103 byte)  説教126









Designed by CSS.Design Sample