(クルアーン第9章119節)
説教8
その時期がきてズバイルについて語った言葉
彼は自身の手がわたしへの忠誠を誓ったが心では誓わなかったと主張する。彼は(わたしへの)忠誠を認めているのである。心では誓っていないと言い張るのなら、明らかな理由を示すべきだ。さもなければ、退陣した場へ戻るべきだ。〈注〉
〈注〉ズバイルはアミール・アル=ムウミニーンへの忠誠の誓いを立てた後、強制されて誓ったものは真の誓いではなく格好だけだと主張した。そこでアミール・アル=ムウミニーンは、忠誠を認めたのであれば誓約を破る正当な理由を示すまでは従うべきであり、心中で誓っていないのなら、その明らかな証拠を示すべきである、とズバイルの主張を端的に否定した。心の状態は証明できないので証拠が出せないのだから、証拠のない主張を受け容れることはできない。
*** 項目 ***
Designed by CSS.Design Sample
Copyright © イスラームの起源. All Rights Reserved.