(クルアーン第9章119節)
著者紹介
ムハンマド・アル=ティジャニ・アル=サマーウィはチュニジアで
1943年二月二日にマーリキ派スンニの家庭に生まれた。
両親の信仰に従って育ったが、イラクのナジャフでシーア・ジャファリ・イスナー・アシャリ学派(12イマーム派)と出会い、後にシーア派となった。
二つの博士号取得者でそのひとつをソルボンヌ大学で取得。
比較宗教学者として五冊の著書があり、十八カ国語に翻訳された。
そして、ハーフィーズ(クルアーン暗唱者)でもある。
※ 和訳にあたって
本書はアラビア語からの英訳を訳出するという二重翻訳のため、サヒーフ・アル=ブハーリー
引用部分の 訳文は牧野信也訳『ハディース イスラーム伝承集成』(中央文庫)、クルアーンは日本ムスリム協会による『日亜対訳注釈聖クルアーン』(改訂版第5刷)を使った。
尚、本書の焦点であるシーアとスンニの見解の相違で解釈が異なる箇所については、その都度、注意書きを加えながら和訳者が英語に従って訳した。
固有名詞やアラビア語の語彙については、英語のスペルをそのままカタカナ語で表記したが、日本でのイスラーム事典や上述のハディース和訳を参照するよう務めた。
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